説明
100年以上前に発表された錯視です。2本の赤い線の中間はどこにあるでしょうか?左から7本目(つまり右から2本目)の黒い線分からすこし左に寄ったあたりが、中間のように見えるのではないでしょうか。自分で見当をつけたら、「すすむ」を押すか、画像を左にスワイプして2枚目の画像に進み、ものさしを表示して確かめてください。すると、左から7本目の線分が、2本の赤い線分の中心に置かれていることがわかるでしょう。ある領域が分割されていると、そのサイズが過大評価されるという例です。この錯視は、三次元的にオブジェクトを並べた場合でも起きます。
参考文献
- Deregowski J, McGeorge P. (2006) Oppel-Kundt illusion in three-dimensional space. Perception, 35, 1307-1314.
- Bertulis A, Bulatov A. (2005) Distortions in length perception: visual field anisotropy and geometrical illusions. Neuroscience and Behavioral Physiology, 35, 423-434.
デモについて
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