説明
小さい四つの点はどのように配置されているでしょうか? ゆがんだ四角形の頂点をなしているように見えます。ところが実際は、小さい点は平行四辺形の頂点に配置されているのです。「すすむ」を押すか、画像を左にスワイプして2枚目の画像に進むと、大きな円が消えます。すると、小さい点が平行四辺形として置かれていることがわかります。
この図形では、「小さな点は近くの大きな図形に引き寄せられるように見える」という錯視効果があらわれています。発見者は、重力のモデルでこの錯視が説明できるという説を提案し、「重力レンズ錯視」と名付けました。
「すすむ」を押すか、画像を左にスワイプして3枚目の画像に進むと、大きな円の配置が変わります。それに伴い、小さい点の位置にみられるゆがみの見え方も変わってきます。
参考文献
- Naito, S., (1994) The Gravity Lens Illusion and its Mathematical Model. In G. H. Fischer & D.Laming (Eds.) Contributions to Mathematical Psychology, Psychometrics, and Methodology Recent Research in Psychology, Springer-Verlag New York, Inc.
デモについて
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