説明
AとBのひし形の明るさを比べてみてください。ずいぶん違って見えると思いますが、例えば下の図のようにつなげてみると、ひし形の明るさは全く同じであることがわかります。
この錯覚も「チェッカーシャドウ錯視」と同様、影の効果が明るさの対比効果を強めているのです。明るく見えるひし形の近くには、必ずぼやけた影が描かれているのに気がついたでしょうか?
「すすむ」で2枚目の画像に進んでみてください。すると、影を含めた背景が消えてしまい、ひし形はすべて同じ明るさであることがわかります。
参考文献
- Logvinenko, A. (1999) Lightness induction revisited. Perception, 28, 803-816
デモについて
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