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錯視ハーマン格子2

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説明

ここではハーマン格子のバリエーションを楽しみましょう。まずは交差点に見える幻の影に色をつけてみましょう。影に色をつけるためには、道や交差点を形作る四角形の色を変えることです。四角形と同じ色の影が交差点にあらわれます。

続いては、「すすむ」を押すか、画像を左にスワイプして2枚目の画像に進み、ハーマン格子を45度回転させてみましょう。この45度回転したハーマン格子では、縦線、横線の影がくっきりと見えます。これはもちろん目の錯覚です。

このような幻の線分が出現する理由として、「ハーマン格子」で解説した中心-周辺型の受容野からもたらされる情報を縦・横方向に統合する視覚メカニズムが働いているからだ、という仮説が提案されています。

ちなみに、回転させる前のハーマン格子を注意深く観察すると、印象は弱いのですが、45度に傾いた幻の線分が見えます。

参考文献

  • Morgan, M. & Hotopf, W. (1989) Perceived diagonals in grids and lattices. Vision Research, 29, 1005-1015.

デモについて

  • デモの操作方法については、使用方法のページをごらんください。

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