説明
各交差点には、黒い線で縁取られた白い円が配置されています。図形の中心部を見ていると、図形の周辺部分からこの白い点が消えてしまうように感じます。これが「円盤消失錯視」と呼ばれる所以です。
「きらめき格子」でみたように、交差点には黒色の幻の影があらわれます。周辺視野は中心視野と比べて、空間的な解像度が悪くなっています。そのために、白い円が黒い影によって覆い消されてしまったように見えるのです。
参考文献
- Ninio, J. & Stevens, K. A. (2000) Variations on the Hermann grid: an extinction illusion. Perception, 29, 1209-1217.
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