説明
この和音は、「ドミソド」に相当する周波数の純音を足し合わせたものです。このうちひとつの周波数の純音だけ左右の耳で位相差をつけると、両耳で聞いたときに、その純音の空間的な位置が他の純音と異なるので、浮かび上がって聞こえます。このように、両耳間の位相差は自動的に検出され、音をかたまりに分ける(群化する)ときの手がかりになります。ただし、群化における両耳間位相差の貢献は、他の群化手がかり(周波数成分が単純な整数比になっていることや、同時に開始・終了することなど)に比べると相対的に小さいことがわかっています。
デモについて
- デモの操作方法については、使用方法のページをごらんください。
- 錯聴デモを使用される際には、耳にダメージを与えないよう、お使いのデバイスの音量設定を最適な状態にしてからおためしください。