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錯聴ピッチと音脈分凝1

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周波数
繰り返し単位の経過時間

デモをためす」をクリックもしくはタップするとデモが始まり、ある音が繰り返し呈示されます。スライダーの値を大きくしていくと、次第に別の音が浮かび上がってきませんか?デモの音を止めるにはスライダーの上にある「Stop」ボタンを押してください。同じ場所に表示される「Start」ボタンを押すと、ふたたび音が流れます。

説明

スライダーの値が1のときの音は、基本周波数100 Hzの第8倍音まで(100, 200, 300, …, 800 Hz)を含む複合音(調波複合音)です。スライダーの値を大きくすると、第4倍音の周波数だけが5 Hzずつ大きくなっていき(スライダー10では445 Hz)、調波関係から外れていきます。この周波数のずれがある程度以上になると、その成分だけが別の音として浮かび上がって聞こえるようになります。

日常生活では、さまざまな音が入り交じった環境の中で、それぞれの音を聞き分けなければなりません。その際、脳は、「同時に存在する周波数成分のうち、調波関係にあるものをまとめる」という方法を用いているのです。
(『音のイリュージョン』p.87)

参考文献

デモについて

  • デモの操作方法については、使用方法のページをごらんください。
  • 錯聴デモを使用される際には、耳にダメージを与えないよう、お使いのデバイスの音量設定を最適な状態にしてからおためしください。

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