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錯触ハンガー反射

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説明

針金でできたハンガーを頭に挟んでみると、意図せず頭が回転するように感じられないでしょうか。そして多くの場合、実際に頭が回転しているのではないかと思います。この現象にはハンガー反射という名前がつけられています。同様の現象が、頭にすっぽりはめた段ボール箱を回転させることでも生じることも報告されています。

ハンガーを頭に挟むことによって、ハンガーに触れた部分の頭部の皮膚が引っ張られるのですが、この皮膚が引っ張られる方向に頭が回ってしまうようだということがこれまでの研究によって明らかになっています。頭部の皮膚が引っ張られることによって、頭を回転させようとする外力が加わったように感じられるのではないか、そしてこれが頭部回転反射の引き金になっているのではないか、というのがこの現象を説明する一つの仮説です。

参考文献

  • 佐藤未知, 松江里佳, 橋本悠希, & 梶本裕之. (2014). ハンガー反射 : 頭部圧迫による頭部回旋反応の条件特定と再現.日本バーチャルリアリティ学会論文誌, 2(19), 295–301.
  • Christensen, J. E. J. (1991). New treatment of spasmodic torticollis? The Lancet, 338(8766), 573.
  • Asahi, T., Sato, M., Kajimoto, H., Koh, M., Kashiwazaki, D., & Kuroda, S. (2015). Rate of Hanger Reflex Occurrence: Unexpected Head Rotation on Fronto-temporal Head Compression. In Neurologia medico-chirurgica (Vol. 55, Issue 7, pp. 587–591).
  • Miyakami, M., Kon, Y., Nakamura, T., & Kajimoto, H. (2018). Optimization of the Hanger Reflex (I): Examining the Correlation Between Skin Deformation and Illusion Intensity. In Haptics: Science, Technology, and Applications (pp. 36–48).

デモについて

  • デモの操作方法については、使用方法のページをごらんください。
  • 錯触デモを試される際には、皮膚・身体等に痛みやダメージを与えないよう、刺激強度、刺激方法、道具の操作にお気をつけください。

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